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キャリアでもノンキャリアでもない“準キャリア”という立場で、大阪府警新犯罪対策班に所属する梧桐渉警部は、道頓堀川を流れていた女性の胴体だけの死体遺棄事件に関わる。
北海道に住む月食瑠奈は、天文学が好きだった父親譲りで、高校では天文班に所属している。
館に吊るされた主人/甦る不吉な記憶/産婦人科医からの奇妙な依頼/両腕を切断された死体/錯視画に隠された秘密/遺跡の密室殺人。
舞台は南の島。イルカがすむ島として脚光を浴びる巌倉島で、比嘉涼子は、環境保護団体の一員として生態調査に従事していた。
聡明な美女エイヴリーの母親ジリーは悪に染まった異常な人間で、エイヴリーを産んだ直後に姿を消した。
古くは薬師信仰と山岳修験道の霊山・鳳来寺で知られる愛知県の湯谷温泉で事件が起こる。
家業の薬売りを手伝うために妻の静佳とともに富山に戻った麻史は、祖父が残した書き付けから「曼荼羅道」の存在を知る。
20年前、町中が甲子園の夢に燃えていた。夢が壊れたとき捨てたはずの故郷に戻った悲運のエースは38歳、目下失業中。
雲母橋―叶わぬ恋と一度はあきらめた男と再び巡り会った女。千鳥橋―逢えぬ我が娘の幸せを、陰から見守る男が零す一筋の涙。
縁切り寺『慶光寺』の主万寿院と遠い日に交わした約束を胸に抱いた男の生きざま…。
書院番から徒目付へ移籍となった久岡勘兵衛。やっと慣れてきたところに、初めて徒目付として扱う事件が舞い込んできた。
「ありゃ、南蛮の海賊船に襲われ行方を絶った船じゃねえか?」琉球首里の泊湊に悠然と姿を現したのは、まぎれもなく総兵衛の大黒丸。
法医学教室の朝は解剖で始まる―「あっ、先生!いま、二つに切ってしもうたんが副腎ですわ」「…こんなとこにあったっけ、副腎…」法医学教室の新人・伊月崇の毎日は、目下、このように驚きと発見の連続なのである。
性悪美人の友人・真寿美に、人生を狂わされた地味で平凡なOL・波子は、嫌々招かれた豪邸で突然意識を失った。
親会社に反旗を翻し、函館に新会社を起こそうとする若手IT技術者たち。
「これは大事件ですよ」―「占星術殺人事件」の直後、馬車道の仕事場を訪ねてきた老婦人に名探偵・御手洗潔は断言した。
「ねえしずるさん、密室ってなんなのかしら?」「そうね、よーちゃん、それはきっと、どんなものでもごまかせると思い込んだ人間の、つまらない錯覚なんでしょうね―」白い病院にずっと入院中の少女と、その友人のこの二人は、今日も今日とて退屈しのぎに不思議な事件を追いか
魚津から帰りの車中、見知らぬ老人の口から蜃気楼より不思議な物語が語られる……幻想文学史上に輝く表題作に加え、乱歩と明智小五郎の人気を不動にした傑作娯楽長編「蜘蛛男」、猟奇の頂点をきわめた「蟲」他1編を収録。
「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」横浜と奈良で見つかった二つの刺殺体。
1970年、ビートルズが死んだ年の聖夜、物語は始まった。その夜を共に過ごした二十歳を迎える四人の男女。
名前・正太郎(雄猫)、毛色・八割黒に二割白(長めの毛足)、飼い主・桜川ひとみ(ミステリー作家)、住まい・琵琶湖近郊、友犬・サスケ(チャウチャウ系の雑種)、特技・推理―。
爽やかな信州の高原のプチホテルと、日本の鉄道最高の標高1375メートルを走る小海線を舞台に、繰り返される惨劇。
木乃家の長男・秋人が八年ぶりに帰郷を果たした。大怪我を負ったという顔は一面包帯で覆われている。
氷に閉ざされた極地の洋上を舞台にした怪異譚「北極星号の船長」を表題に、高空飛行の限界に挑むパイロットが目撃した怪物たちの世界「大空の恐怖」や、アンティークが呼びさます古の出来事「革の漏斗」「銀の斧」、ファム・ファタルに翻弄されてゆく男の曲折をつぶさに描く「
東京・巣鴨のビジネスホテルで発見された男の刺殺死体と、血文字のダイイングメッセージ「ヒガサ」―。
歴史学者・早乙女静香は、沖縄への研究旅行中に殺人事件に巻き込まれた。
江戸時代にタイムスリップした香里たちは、まだ子どものねずみ小僧次郎吉にであう。
マフィアの後継争いに巻き込まれた日系アメリカ人の女子大生・ルチアは、無実の罪で賞金首に。
検屍官シリーズ、驚愕の新展開で登場!フロリダに落ち着いたスカーペッタに古巣バージニア州検屍局からの依頼が届いた。
夕暮れの街で、一つの都市伝説がささやかれる。笛吹き男が、子どもたちを夢の国へ連れていってくれる、と。
ハーブ河に浮かぶ豪華ヨットでいましもスターへの階段を駆けあがろうとしている新人歌手ターマーのデビュー・イヴェントが、多くの業界人を招き、華々しく催されていた。
身寄りもなく、帰るべき家もない老女ジーン。生計を立てる職がなく、社会に向きあうことのできない中年男マイクル。
樹が20年ぶりに再会を果たした「巨大なドラッグクイーン」ジョーママは客がゆすられていることに悩んでいた。
小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。
「出撃なんて、実力試験みたいなもんじゃない?」敵弾が体を貫いた瞬間、キリヤ・ケイジは出撃前日に戻っていた。
呪いは完結していなかった!花咲村、鳥啼村、風吹村、月影村、そして京都天龍寺を結んで起きた5つの惨劇。
本書は、探偵小説史上に不滅の金字塔を築いた本格長編『殺人鬼』『鉄鎖殺人事件』及び『博士邸の怪事件』の三篇と、惜しくも中絶した『平家殺人事件』をはじめて収め、遺漏なきよう努めた。
こいつ、なかなかいいやつなんだ、幽霊であることを除いては…ハンバーガーショップで働く「僕」は、ある雨の晩、ひき逃げを目撃したばかりに、死んだ若者の幽霊にまとわりつかれる羽目に。
間違ってもいいから、この恋を選ぶ。そう思ったこと、ありませんか?「東京湾景」の著者が送る、最新長編ラブストーリー。
妙な音が一晩中聞こえてなかなか寝つけなかった。目覚めると、佐知子の家は深い森に包まれていた。
女子高生が通り魔に殺された!事件が世間から忘れられても、同級生たちの心から彼女の存在が失せることは無く…。
卒業旅行のため夜行バスで東京へ出発したしよりと愛子。
「落ち穂拾い班に入ったぞ」久しぶりに早く帰宅した夫が言った。時効間近の事件を再捜査する“落ち穂拾い”。
夏の息吹が満ち始める山間の学園の奥の奥。高い塔の上も、濃い緑に覆われていた。
第六協洋丸、仮想敵国の領海に接近するためのスパイ船。柏木はその仕事を好まず、親友・成瀬に船長の座を譲った。
三十歳を過ぎ、仕事への希望も見出せぬまま、東京で一人虚無的な日々を過ごすデザイナーの暁子は、祖母の遺品をきっかけに耿介という男と知り合う。
久々の長期休暇をゆっくりと自宅で過ごそうと、食料を買い込んできた主人公。酒のつまみにと缶詰を開けた。
ふと入ったカレー屋で音道は、男が店主に「こいつは俺の女房を殺した」と怒鳴る場面に遭遇する―男同士の絆が無惨に引き裂かれてゆく様子を描いた表題作。
フリーターの瑞希は、テレビ番組「解決!超能力捜査班」のプロデューサーである叔母の織江から、霊能力者・エステラの通訳を任された。
第一次大戦前夜、天賦の“感覚”を持つジェルジュは、オーストリアの諜報活動を指揮する“顧問官”に拾われ、その配下となる。
京都五条大橋で女性を轢き殺した久世山朝子は、「幽霊が牙を剥き、私を襲ってきたのでアクセルを踏んだ。
浅見光彦が美瀬島で出会った天羽紗枝子は、留守電に謎のメッセージを残して消えた、館山の小学校教師・石橋洋子の行方を探していた。
21年前、ボートの操舵ミスで房総の海に投げ出された浅見光彦の父・秀一は、美瀬島の漁船に助けられ、生死の境をさまよう床の中で、奇妙な声を聞いた。
「短編の名手」と文芸評論家・細谷正充氏絶賛 切なくて、心ゆさぶられる はぐれ者たち… 「おまえ、“泣き丸”だよな」少年時代の渾名(あだな)で呼ばれ、銀行支店長の丸太滋雄はぎょっとした。
ビジネスマンのマシューは妻のジェニファーと軽度の痴呆がある母親エマを連れて日本の企業に赴任してくる。
もう許していただきたいのです。負けを認め、教子が祈りを捧げた朧の息子・太郎。
修学旅行帰りの列車に女性の死体が…。そこに乗りあわせていた由利子、旭子、香子の美少女トリオがさっそく探偵をはじめる。
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